写真引用:https://acafe.msc.sony.jp/photo/detail/item/000038706920zW
サルミアッキは、フィンランドを中心に北欧で親しまれている伝統的なお菓子です。主成分はリコリス(甘草の根)と塩化アンモニウムで、強烈な塩味と独特の薬草の香りが特徴です。その風味は「世界一まずい」と称されるほど個性的ですが、慣れると癖になる味わいとして多くの人に愛されています。
起源 Origin

サルミアッキ発祥の国フィンランド
サルミアッキの起源は中世ヨーロッパに遡ります。当時、リコリス(甘草の根)と塩化アンモニウムの組み合わせは薬として使われ、咳止めや喉の痛みを和らげる目的で用いられていました。その後、19世紀にフィンランドでこの薬用成分をもとにした菓子が誕生し、次第に嗜好品として定着していきます。寒冷な気候と独自の食文化の中で、強い塩味と薬草の風味が受け入れられ、国民的なお菓子「サルミアッキ」として親しまれるようになりました。
主成分である塩化アンモニウムは、かつて医薬品や肥料にも使用されていた成分です。フィンランドをはじめ北欧の人々が、この独特の塩味と清涼感を楽しむようになったことが、サルミアッキの文化の始まりとされています。1930年頃には菓子としての製造が本格化し、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、オランダなどにも広まりました。独特の黒い見た目と強烈な味わいから「北欧の黒い飴」「世界一まずいお菓子」とも呼ばれ、北欧伝統のお菓子として世界中で知られています。
世界での評価と人気
北欧を代表する伝統のお菓子サルミアッキは、フィンランドだけでなく、オランダやドイツなどヨーロッパ各地でも長く親しまれています。独特の塩味と清涼感が生み出す強烈な風味は、一度口にすると忘れられない印象を残します。その独特な味わいから「世界一まずいお菓子」としても知られ、海外では「チャレンジスナック」として話題になることも多く、YouTubeやSNSでは初めて食べた人のリアクション動画が数多く投稿されています。好みが分かれる味でありながら、その強烈な個性こそが人々の興味を惹きつけ、北欧の食文化やユーモアを象徴する存在となっています。サルミアッキは、単なるお菓子を超え、体験として世界中で語り継がれている北欧伝統のお菓子です。

メインブランド Brand
Haganol(ハガノル)

1951年、化学者のコリアンダー氏によってフィンランドの首都ヘルシンキに設立されたこの会社は、創業から70年以上の歴史を誇る老舗ブランドです。当時は、アラビアガムやゼラチンといった添加物を多く使用するお菓子が主流でしたが、同社はそれらを使わず、独自のレシピと製法でサルミアッキを開発しました。その研究と改良を重ねた結果、自然な風味としっかりとした塩味が調和した唯一無二の味が完成。創業当時から変わらぬ味を守り続ける姿勢は、多くのフィンランド人に信頼され、今では国を代表するお菓子ブランドとして愛されています。。
写真引用:https://haganol.fi/
